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2020年05月24日

マルクスゼン ピアノ曲集 ブラームスの先生だった人

こんにちは、
ともやんです。

エドゥアルト・マルクスゼン(1806-1887)という作曲家をご存知でしょうか?恥ずかしながら僕は今朝初めて知りました。

世代的には、ベルリオーズ(1803-1869)、メンデルスゾーン(1809-1847)、シューマン(1810-1846)、ショパン(1810-1849)というロマン派の巨匠たちと同世代。

しかもこの時代の人としては長生きだったようです。

ドイツはハンブルクの生まれで、若い頃はウィーンに行っていましたが、20代半ばでハンブルクに戻り、作曲家としてそして音楽教育者として生涯を送った人です。

彼の教え子からは、あのヨハネス・ブラームス(1833-1897)という大物が巣立っています。マルクスゼンは、ブラームスの才能を逸早く見抜き大きく育てました。

マルクスゼンのピアノ曲は、作曲家の名前を伏せて聴いているとシューベルト?メンデルスゾーン?と感じがします。

美しい親しみやすいメロディーとチャーミングさ、そして劇的な部分を併せ持った曲集です。

演奏しているピアニスト、アンソニー・シビリ(シュビリ)は、1955年アメリカ生まれのピアニスト。ソリスト、室内楽、歌曲伴奏者として多彩な活動をされていて、現在、ドイツ・ケルン音楽大学でピアノ室内楽の教授をしています。

また、マルクスゼンの良き理解者としても知られ、知られざる作曲家マニアから支持されています。

マルクスゼンのようなあまり知られていない作曲家の曲を聴いていると、世界には、まだまだ知らない作曲家が多くいて、多分、埋もれてしまって忘れられてしまった作曲家はまさに星の数ほど存在するのだろうな、と感じます。

音楽の場合、再現芸術ですから、人知れず作曲し楽譜に書き込んで行ったとしても音にしない限り誰にも知られないわけです。

ベートーヴェンの物語を読んでいると、彼が新曲の発表に開催日時と会場選びから、オーケストラのトレーニング、ソリストとの打ち合わせなどに多くの時間を割いている様子が伝わってきます。

あの、ヨハン・セバスティアン・バッハの大曲で、クラシック音楽の宝と言われる『マタイ受難曲』も、忘れ去られていたものを100年後に20歳のメンデルスゾーンが演奏して蘇らせたのです。

なお、このピアノ曲集は、CPOレーベルから出ていて、タワーレコード、HMV、Amazonでも現役盤として取り扱われています。

聴きながら、19世紀に活躍し、忘れかけられている作曲家に思いを馳せるのもいいと思います。

エドゥアルド・マルクスゼン - Eduard Marxsen (1806-1887)

『マルクスゼン(1806-1887):ピアノ作品集』
1. 華麗なるロンド Op.9
2. フィンランドの歌「カンテレを弾く人」による15の変奏曲 Op.67-2
3. 無言歌 Op.37
4. ソナタ 変ロ長調 Op.8
5. 3つのロマンス
6. ドイツの古い民謡「コッヘルバーガーの納屋の踊り」による12の変奏曲 Op.67-1
7. つかの間の小品 Op.31-3

アンソニー・シピリ - Anthony Spiri (ピアノ)

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2020年05月14日

デイヴ・ブルーベック クラシックとジャズの融合

こんにちは、
ともやんです。

ブルーベックは、母親からクラシック音楽の教育を受け、一時期フランスの作曲家、ダウリス・ミヨー(1892-1974)に師事していたくらいで、クラシックとジャズの融合も試みていました。

だから、ピアノ曲や歌曲に都会的センス溢れる素敵な曲が多く残されています。

今回ご案内するCDは、テノール歌手ジョン・デ・ハーン(一部ジェーン・ジェリング・デ・ハーン)の独唱とブルーベック自身のピアノ伴奏(一部曲を除く)による歌曲集です。

歌手のジョン・デ・ハーンに関しては調べてもよくわかりませんが、名前と歌詞の発音から、オランダ系の人ではと思います。だから逆に流麗な米語の発音ではなく、武骨な印象を受け、お洒落なブルーベックの曲と相まってなかなかいい味を出しています。

聴いていると、あれ?この曲知っている!という曲が出てきます。

僕は早朝に聴きましたが、やはり夜に合いそうですね。

デイヴ・ブルーベック - Dave Brubeck (1920-2012)
1.(05:25)All My Love
2.(04:45)Strange Meadowlark
3.(05:59)The Things You Never Remember
作詞 : アイオラ・ブルーベック - Iola Brubeck
4.(05:28)So Lonely
5.(04:26)Don't Forget Me
6.(04:50)There'll Be No Tomorrow
7.(02:09)The Time of Our Madness
8.(02:50)Tao
ジョン・デ・ハーン - John De Haan (テノール)
9.(03:15)Final Curve / Search*
10.(05:23)Dream Dust / Hold Fast to Dreams*
11.(02:57)Hold Fast to Dreams
Jane Giering De Haan (ソプラノ)
Cliff Jackson (ピアノ)
12.(05:06)The Dream Keeper
Jane Giering De Haan (ソプラノ)
ジョン・デ・ハーン - John De Haan (テノール)
Cliff Jackson (ピアノ)
13.(04:47)Day After Day*
14.(03:42)Once I Was Very Young*
無印:ジョン・デ・ハーン - John De Haan (テノール)、デイヴ・ブルーベック - Dave Brubeck (ピアノ)
*印:ジョン・デ・ハーン - John De Haan (テノール)、Cliff Jackson (ピアノ)
8.のみ、ジョン・デ・ハーンのアカペラ


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2020年05月11日

ギリシャ人 レオニダス・カヴァコス ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲

こんにちは、
ともやんです。

ギリシャの名ヴァイオリニスト、レオニダス・カヴァコスの指揮とヴァイオリンによる、

ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲です。

繊細で心のこもった演奏で、

“ギリシャ人ヴァイオリニストが放つ、様式美に満ちたベートーヴェン”

という振れ込みで、昨年CDが発売されましたが、古楽器スタイルとその前のロマン性の高い、または伝統的なオーソドックスなスタイルとも違い、なんか、慎み深く、質素で、それに加えなんか新鮮で透明感のある演奏です。

カデンツァが、ベートーヴェン自身がピアノ協奏曲用にアレンジしたティンパニー版で、これも新鮮です。

このティンパニー版は、コパチンスカヤのCDで聴くことができ、僕はこのブログでも以下の記事で

“第1楽章19分台に出現するカデンツァが凄い!ティンパニとのディオの部分は、しばらく何の曲を聴いているのか忘れていまい、しかもその演奏が凄いので唖然とするばかり。”


なんて書いています。

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン - Ludwig van Beethoven (1770-1827)  
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op. 61
Violin Concerto in D Major, Op. 61

1.(27:27) I. Allegro ma non troppo
2.(11:31) II. Larghetto
3.(10:28) III. Rondo: Allegro
total(49:26)

レオニダス・カヴァコス - Leonidas Kavakos (ヴァイオリン)
バイエルン放送交響楽団 - Bavarian Radio Symphony Orchestra
レオニダス・カヴァコス - Leonidas Kavakos (指揮)

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