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2019年10月14日

ブラームス 青春の響き セレナード第1番&第2番

こんにちは、
ともやんです。

ブラームス(1833-1897)
セレナーデ第1番 ニ長調 作品11

ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 - Leipzig Gewandhaus Orchestra
リッカルド・シャイー - Riccardo Chailly (指揮)

約30年以上前の独身時代、僕は新宿区の早稲田に住んでいて、ある日思い立って神田川を遡ることにしました。

神田川を遡ると上高田の辺で神田川の支流である妙正寺川に近づく場所があります。

そこで神田川を離れて妙正寺川に沿って走ると哲学堂公園に出ます。

当時、哲学堂近くに中古レコード屋がありました。
レコードマップにも紹介されているお店でクラシック中心に品揃えしていたようです。

せっかくなので僕はそのお店に寄ってみました。そうしたら50代〜60代の親父さんがいて、僕に勧めてくれたのがブラームスのセレナード第1番と第2番のLPでした。

この曲は、ブラームス25〜26才の時の作品で、雰囲気的には、同じニ長調の交響曲第2番に似ています。

親父さんがすすめてくれたのは、当時まだ東ドイツ中心に活動していたクルト・マズアとゲヴァントハウス菅のものでした。
あのレコード屋の親父さんがどうしてこのLPを勧めてくれたか、30年近く経ってようやく分かったように思います。

今日は、同じゲヴァントハウス管を振った、リッカルド・シャイ―の指揮による2014年の録音をご案内します。


ヨハネス・ブラームス - Johannes Brahms (1833-1897)
セレナード第1番 ニ長調 Op. 11
Serenade No. 1 in D Major, Op. 11

1.(11:31) I. Allegro molto
2.(06:31) II. Scherzo: Allegro non troppo
3.(09:56) III. Adagio non troppo
4.(03:43) IV. Menuetto I - Menuetto II - Menuetto I
5.(02:19) V. Scherzo: Allegro
6.(05:09) VI. Rondo: Allegro
total(39:09)

セレナード第2番 イ長調 Op. 16
Serenade No. 2 in A Major, Op. 16

7.(07:04) I. Allegro moderato
8.(02:33) II. Scherzo: Vivace
9.(06:28) III. Adagio non troppo
10.(04:37) IV. Quasi menuetto and Trio
11.(05:27) V. Rondo: Allegro
total(26:09)

ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 - Leipzig Gewandhaus Orchestra
リッカルド・シャイー - Riccardo Chailly (指揮)
録音: May 2014, Gewandhaus, Leipzig, Germany


ブラームス:セレナード第1番, 第2番(ゲヴァントハウス管/シャイー)

英グラモフォン・アワードを受賞したブラームス交響曲全集に次ぐ、指揮者リッカルド・シャイーのブラームス録音続編。交響曲作曲家としての才能を垣間見ることのできる第1番と、ヴァイオリンを排した室内楽的な響きの渋さが魅力の第2番という、2曲のセレナードを収録。1743年創立のゲヴァントハウス管弦楽団の伝統のある響きと、シャイーの明快な表現が作品の魅力をいっそう引き立てる。
posted by ともやん at 08:04| Comment(0) | クラシック名盤 この一枚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月11日

クレンペラー&フィルハーモニア管 ベートーヴェンの55年の名演

こんにちは。
ともやんです。

クレンペラーというと遅いテンポと刻明に描いて行くリアリストですが、'55年のモノラル盤には勢いと覇気があります。これは見直すべき名演です。

オットー・クレンペラーの人生において第二次大戦後、もしウォルター・レッグという稀代のプロデューサーと出会わなかったら、
単に懐かしい指揮者で終わっていたかもしれません。

それが、今では20世紀を代表するレジェンドとして君臨するのは、フィルハーモニア管との数多くの良好な録音が残されているからに他なりません。

そんなクレンペラーの伝説も'60年代に入り70代の中ごろから本格化しますが、その少し前の録音には、レジェンド前の覇気溢れる演奏が残されています。

僕なんか、むしろこちらの方が好きなくらいです。

このベートーヴェンの第5番、第7番の2曲は剛毅で覇気溢れる演奏で、凄まじいパワーを感じさせます。

第5交響曲のなんと力強いことか!

第3楽章のホルンの逞しさ、コントバスの地響きを立てるような響きは、きれいごとではない、迫力が伝わってきます。

録音もモノラルながら、情報量も豊富で、運命に真っ向勝負するような力強い演奏で、終楽章の高揚感も素晴らしいです。

ベートーヴェン・ファン必聴の名盤です。

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン - Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第5番 ハ短調 「運命」 Op. 67
Symphony No. 5 in C Minor, Op. 67

1.(08:04)I. Allegro con brio
2.(10:06)II. Andante con moto
3.(05:43)III. Allegro
4.(11:07)IV. Allegro
total(35:00)

フィルハーモニア管弦楽団 - Philharmonia Orchestra
オットー・クレンペラー - Otto Klemperer (指揮)
録音: 6, 7 October, 17 December 1955, Kingsway Hall, London

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ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン - Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第7番 イ長調 Op. 92
Symphony No. 7 in A Major, Op. 92

5.(12:53)I. Poco sostenuto - Vivace
6.(09:27)II. Allegretto
7.(08:24)III. Presto
8.(07:58)IV. Allegro con brio

total(38:42)

フィルハーモニア管弦楽団 - Philharmonia Orchestra
オットー・クレンペラー - Otto Klemperer (指揮)
録音: 5, 6 October, 17 December 1955, Kingsway Hall, London
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2019年10月09日

ティントナー ブルックナー交響曲全集より 第4番"ロマンティック"

こんにちは。
ともやんです。

伝説の指揮者ゲオルグ・ティントナーが世界から認識された名盤ブルックナー交響曲全集から第4番"ロマンティック"をご案内します。

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ゲオルグ・ティントナーは、現在、僕が一番心惹かれる指揮者。
1917年ウィーンの生まれ、1999年10月に自殺。

悪性の腫瘍に侵されていて、それを苦にしたのか、
それとも意識が混濁するほど病魔が進行していたのか、、、

でも晩年に録音したブルックナーの交響曲全集により、
ティントナーの名前は永遠に残るでしょう。

世代的にいうとバーンスタイン、クーベリック、ジュリーニが同世代。
ショルティ、ザンデルリンクが5歳上で、ケーゲルが3歳下。

その人生は、若き日にナチスドイツに迫害され、最後にようやくたどり着いた境地は、ナクソスのブルックナー全集により人々の心の中だった。

アントン・ブルックナー - Anton Bruckner (1824-1896)
交響曲第4番 変ホ長調 「ロマンティック」 WAB 104 (1881年稿・ハース版)
Symphony No. 4 in E-Flat Major, WAB 104, "Romantic" (1881 version, ed. R. Haas)

ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団 - Royal Scottish National Orchestra
ゲオルク・ティントナー - Georg Tintner (指揮)
録音: 16, 17 October 1996, Henry Wood Hall, Glasgow, Scotland

1.(21:33)I. Bewegt, nicht zu schnell
2.(16:19)II. Andante quasi allegretto
3.(12:05)III. Scherzo: Bewegt
4.(23:10)IV. Finale: Bewegt, doch nicht zu schnell
total(73:07)


ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」(ハース版)(ティントナー)


ブルックナー:交響曲 全集[12CDs]

NAXOSが見出した真の天才指揮者ゲオルク・ティントナー(1917-1999)。彼は6歳からピアノを始め、ウィーン少年合唱団で活躍した後、ウィーン国立音楽アカデミーでピアノと作曲を学びました。しかし、ユダヤ人であったため国外に脱出。活躍の場を探す年月が続くことになります。ニュージーランドからオーストラリア、南アフリカ、イギリスを経て、もう一度戻ったオーストラリアでようやく生涯の伴侶を得ます。その後はカナダに落ち着き、後進の指導にあたりながら、大好きなブルックナーの演奏を続けてきたのでした。そんな彼がNAXOSの社長であるクラウス・ハイマンに出会ったのは1994年。74歳の時だったのです。すでに病魔に侵されていたティントナーですが、ハイマンは彼の演奏に非凡の才能を見出し、NAXOSにおけるブルックナー(1824-1896)全集の録音を託すことを決意したのでした。この録音にはいくつかの特筆すべき点があり、曲の解説はティントナー自身が執筆したこと、その中でも「使用した版へのこだわり」は広く知れ渡っているのではないでしょうか。1995年に始まった全曲録音は1998年9月に完了。これらの演奏は瞬く間に人気を博すとともに、NAXOSレーベルの名声も高めたものでした。2000年には来日公演も予定されていましたが、1999年10月2日、彼は自らの命を絶ってしまったのです。このBOXには、録音を始める前に彼が語った「ブルックナーへの思い」も収録。もう一度この愛すべき偉大な指揮者に賞賛を贈りたいと思います。


posted by ともやん at 10:21| Comment(0) | クラシック名盤 この一枚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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