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2020年04月26日

フルトヴェングラー ベートーヴェン交響曲全集

こんにちは、
ともやんです。

フルトヴェングラーは、ベートーヴェンの交響曲は、全集としては結局録音は残さずに世を去ってしまいました。

EMIによるウィーンフィルとの全集の企画が進んでいたようですが、第1、3番、4番、5番、6番、7番の6曲が残されているだけです。
しかし、この6曲は、50年代に入ってからのスタジオ録音で、音質的にも鑑賞に向いていて、何よりもライブで見せる主観的なドライヴ感が影を潜め、客観的な演奏になっていて、繰り返し聴くには良い全集だと思います。

個人的には、第1と4番が小さな交響曲という枠組みから超えて、立派な交響曲として扱われて聴きごたえ充分です。


フルトヴェングラー ウィーンフィル(1952年)
雄大な風格を持ち、深い表現力。


ベートーヴェン: 交響曲全集(2010リマスター)<限定盤> ヴィルヘルム・フルトヴェングラー 、 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 他

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2019年11月07日

フリッツ・レーマン&ベルリン・フィルのヘンデル 51才で逝った名匠

こんにちは。
ともやんです。

ヨーロッパのTHE INTENSE MEDIAから発売された、
1940年〜50年代に掛けた往年の指揮者たちのよる名演集(10CD)があります。



ちょうどその頃を舞台にした「カラヤンとフルトヴェングラー」中川右介著という本を読んでいたので、

観賞用というよりも歴史的興味で購入しました。

このセットからのご紹介です。

ベルリンフィルの歴史的名演 フリッツ・レーマンのヘンデル

ゲオルグ・フリードリッヒ・ヘンデル(1685-1759)
花火の音楽 HWV351
水上の音楽 HWV348
フリッツ・レーマン指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
1954年録音

この『ベルリン・フィル 名演奏集』は実は期待しないで購入しましたが、まず聴いてみて非常に驚きました。

その音質の良いこと良いこと。

例えば、リヒャルト・シュトラウスの曲の演奏で、フルトヴェングラーが1935年、エーリッヒ・クライバーが1930年のものがありますが、十分鑑賞に耐えられる音質なので驚きです。

指揮者は、フリッツ・レーマン(1904-1956)有名なソプラノ歌手のロッテ・レーマンの弟です。

51才という若さで亡くなっていて、しかもミュンヘンでバッハの「マタイ受難曲」の演奏中に急逝したということで衝撃的な最期だったようです。

フリッツ・レーマンは、バッハやヘンデルが得意だったようでヘンデル音楽祭での指揮者、自ら合唱団を設立してバッハの声楽曲の録音を行っているくらいです。

もっと長生きしたらバッハやヘンデルの名演を聴くことが出来たでしょう。

このヘンデルの演奏は、古楽器演奏に慣れ来た耳には、大げさに感じる部分がない訳ではありませんが、端正で華やかな演奏は飽きの来ない演奏です。

録音はモノラルですが、1954年というこのCD集の中でももっとも新しい方ですので、全く問題なく楽しむことが出来ます。
posted by ともやん at 14:46| Comment(0) | クラシック名盤 感動サロン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月05日

フルトヴェングラーの名盤 チャイコフスキー悲愴 戦争の足音とカラヤン

こんにちは。

ともやんです。


1938年、ドイツはオーストリアを併合、さらに、ミュンヘン会談によってチェコスロヴァキアの一部であるズデーテンのドイツ併合も決まった。

こうしてヒトラーの領土拡張の野心は現実のものとなっていき、世界大戦への序章が始まりました。

さらに、ドイツ国内では11月にユダヤ人が大量虐殺される「水晶の夜」事件が起きました。

このような年に、ヘルベルト・フォン・カラヤンは、1938年4月8日にベルリンフィルにデビューしました。

のちにフルトヴェングラー最大のライヴァルとなるカラヤンが、なんとフルトヴェングラーが首席を務めるベルリンフィルに客演したのです。

ただ、当時のフルトヴェングラーにとって、カラヤンになんの感情もなく、自分の息子ほどの22歳年下の青年音楽家をどうのこうのという判断基準は持っていませんでした。

なにせ、彼は、カラヤンの演奏は、聴いたことがなかったのです。

■フルトヴェングラーの名盤 チャイコフスキー悲愴

ピョートル・チャイコフスキー(1840-1893)

交響曲第6番 ロ短調 作品74「悲愴」

1.(20:11) Adagio-Allegro non troppo

2.(08:50) Allegro con grazia

3.(09:14) Allegro molto vivace

4.(10:21) Finale: Adagio lamentoso-Andante

ヴィリヘルム・フルトヴェングラー指揮

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

1938年10月25日〜27日






演奏の解説は、宇野氏のお願いしよう。

"第一楽章、展開部から再現部の初めにかけては最も優れた部分で、録音に圭角が乏しいとはいえ、全人類の苦悩を一身に背負ったかのような表現がいかにもフルトヴェングラーらしい。

第二楽章は内心の歌声のような主題の奏し方といい、遅いテンポで粘り気味に表現する中間部といい、さすがに素晴らしい。再現部に向かって、中間主題と主要主題が何回となく交代して現れる部分、ほとんどの指揮者は二つのテーマのテンポを変えて演奏するが、フルトヴェングラーの動きはまことに自然だ。

第三楽章はテンポの動かし方がフルトヴェングラー流だが、コーダの猛烈な追い込みは完全に上滑りしている。

第四楽章はきわめてドイツ風であり、内容的な解釈である。

心からの嘆きを秘めて、しかも自己を厳しく律するような毅然たるひびきが全曲を一貫し、速めに流れつつ、コーダは反対にテンポを解き放し、チャイコフスキーの絶望を切々と訴えてゆく。

「フルトヴェングラーの全名演名盤」宇野功芳著より"

■フルトヴェングラーの名盤 チャイコフスキー悲愴 戦争の足音


1933年に政権をとったヒットラーのナチスは、1938年の11月にゲッベルスの扇動でドイツ全土で、ユダヤ人の大量虐殺を行っています。

そして翌1939年9月1日に、ドイツ軍はポーランドに侵攻して第二次世界大戦が始まりました。

そんな暗い影が忍び寄る世相で、ドイツ音楽界もナチスの弾圧で、命の危険を覚った多くの音楽家がアメリカなどに亡命しています。

ブルーノ・ワルターも1月31日もアメリカに渡っています。

しかし、フルトヴェングラーは、政治と音楽とは全く別のものという信念から、愛するドイツのために祖国に残り音楽活動を続けました。


そんな中、1938年に新鋭のカラヤンが、初めてベルリン・フィルを振っています。

このフルトヴェングラーの悲愴が録音された翌年39年には、カラヤンは初めてベルリン・フィルと録音しましたが、その曲目が、チャイコフスキーの悲愴だったのです。

フルトヴェングラーにとっては、カラヤンの挑戦状ともとらえられる、選曲です。

この時からフルトヴェングラーが亡くなるまで、二人のベルリン・フィルを巡る権力闘争が続くわけです。

さてこのフルトヴェングラー&ベルリン・フィルの悲愴は、官能的なポルタメントも使いながら緩急自在のドラマティックな演奏です。

ボルシチをドイツ風に味付けした演奏と言えば分かりやすいかな?

いや、余計分かりにくいか。。。

■最後に

当時、カラヤンは30才。ほとんど無名に近い存在でした。

一方、フルトヴェングラーは、50才を超え、押しも押されもせぬ、ドイツ音楽会の重鎮でした。

そんな、フルトヴェングラーは、なぜカラヤンに闘争心を燃やしたか。

フルトヴェングラーは、カラヤンに何を見のでしょうか?

ただこのチャイコフスキーの悲愴は、フルトヴェングラーの1930年代の貴重な録音には変わりありません。

そんな中、1938年にカラヤンは初めてベルリン・フィルをコンサートで振ったのでした。

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2019年06月25日

トスカニーニの名演 ベートーヴェン交響曲第8番

おはようございます、

ともやんです。

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン - Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第8番 ヘ長調 Op. 93
Symphony No. 8 in F Major, Op. 93

NBC交響楽団 - NBC Symphony Orchestra
アルトゥーロ・トスカニーニ - Arturo Toscanini (指揮)
録音: November 1939, Studio 8H

T(09:04) Allegro vivace e con brio
U(03:36) Allegretto scherzando
V(04:37) Tempo di menuetto
W(07:31) Allegro viva
total:24:48





トスカニーニのベートーヴェン・ツィクルスの中でも最も評価の高いものがこの1939年の連続演奏会ライヴです。

ほぼ毎週のペースで繰り広げられた名演集です。

この時代トスカニーニは体力的に充実していた様子で、NBC響を完璧に掌握。

自由自在なテンポ変化を見せるかと思えば、インテンポの部分では厳格さ強烈さも際立っております。

巨匠も歌ったり、怒鳴ったりとかなり高揚しています。

ベートーヴェンの交響曲第8番は、どちらかというと楽天的で優雅に演奏されることが多い曲です。

でも僕は前々から特に第1楽章の後半展開部では、なんか追い込みをかける様な盛り上がりを創れる曲だと思っていました。

ここの部分を緊張感たっぷりにぐいぐい行ってくれるのが、トスカニーニです。しかも1939年盤がいいです。


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2017年01月02日

クラシック名盤 年末に響く岩城宏之の魂


CAM05346-1.jpg
明けましておめでとうございます、
本年もよろしくお願いします。

さて、昨年年末の12月31日、つまり一昨日ですが、
僕は上野の東京文化会館に行き年越しでコンサート聴きました。

演目は、
『ベートーヴェンは凄い!全交響曲連続演奏2016』
指揮:小林研一郎
楽団:岩城宏之メモリアル・オーケストラ

これは2003年に故岩城宏之氏が始めた企画で今回で14回目、
小林研一郎になってから7回目の開演になりました。

演奏は、全曲、気迫のこもった素晴らしいもので、
特に第3番『英雄』、第7番は深く魂に響く超名演でした。

ベートーヴェン:交響曲全集 岩城宏之/NHK交響楽団
↑ ↑ ↑
このコンサートに導いてくれたのが岩城宏之氏のこの全集です。

さて、岩城宏之氏は、私をクラシック音楽の世界に案内してくれた恩人です。

この全集が録音されたのが、1968年(昭和43年)日本は経済成長まっしぐらの時代。
岩城さん36歳。私は小学5年の11才。
思い出すだけで胸が熱くなります。

土曜日、小学校から帰ってきてよくN響のコンサートをTVで観ていました。
岩城さんの表情豊かな指揮姿が大好きでした。
他の指揮者の時は、TVを消していました。

こんな好きだった岩城さんも演奏会には1回しか行かなかったなあ.....
著書も多くよく読んだものです。
5年前の2006年に73才で他界されました。

ベートーヴェン交響曲全集は演奏は、岩城さんの情熱に引っ張られて
NHK交響楽団も一生懸命演奏している様が目に見えるよう。

きびきびしたテンポで覇気溢れる演奏です。

僕はこのCDを聴くといつも今より元気だった日本を懐かしく思い出します。





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2016年12月25日

クラシック名盤 朝比奈隆の史上最低速のシューマン「ライン」

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朝比奈隆指揮
新日本フィルーハーモニー交響楽団
シューマン:交響曲第3番変ホ長調作品97「ライン」

朝比奈さんは、正統派の権化のような人で、
人を驚かせようなんて小細工をするような人では全くない。

でもその厳しいまでの職人気質が、時にぶっ飛び迷演になることもあります。
それがこのシューマンの「ライン」

史上もっとも遅いラインと思われるほど、
どっしり構えた演奏は、オーケストラが必死についていく様が
まさにぶっ飛びです。

でもこんな演奏を真っ向勝負でする朝比奈さんが大好きです。





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2016年09月11日

クラシック音楽といい友達になるために

600黒田恭一.jpg

クラシック音楽評論家の黒田恭一氏(1938-2009)の著書で、
初めてのクラシックというものがありますが、、
はじめてのクラシック (講談社現代新書)

その著書の中でクラシック音楽は、不愛想な友達みたいで、向こうからは近づいてこいいんだ、だから待っていてもなかなか来てくれない。
でも少し勇気を持ってこちらから近づくと相手もとても答えてくれて、
一生の友達になれるよ、とコメントしています。

僕もそうだと思いますね。
中学生の時に出会って、もう45年位付き合っていますが飽きることがありません。

これからもこのブログでその魅力を少しでもご案内出来ればと思います。

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2016年05月08日

クラシック名盤 小澤征爾のブラームス


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小澤征爾が自身初のグラミー賞を獲得したニュースは、
記憶に明るいニュースですね。

小澤さんも現在80才。
しかもここ何年も健康状態が良くなかったので
本人も嬉しいことと思います。

さて、小澤征爾42歳、若き日の演奏をLPで聴きました。
ブラームス交響曲第1番。
オーケストラはボストン交響楽団

正統的な美しい演奏です。

僕は、小澤さんのコンサートには一度だけ行っています。
場所は、昭和女子大の人見講堂でオーケストラは新日フィル。
曲は、ベートーヴェンの英雄でした。

流れるように美しい演奏でした。
音楽評論家の中には、そんな小澤さんの演奏をベートーヴェンではない!
という方もいますが、僕はこれこれで気持ちの良い演奏だと思います。

小澤さんの華麗な棒さばきに新日フィルが、絶妙に反応する様子に
感動しました。




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2016年01月31日

クラシック名盤 朝比奈隆の第九


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朝比奈隆が、1988年12月〜89年5月まで新日本フィルと行った
ベートーヴェン交響曲チクルスは、ライブ録音され発売されています。
僕はリリースされてすぐ購入。
なんども聴いていますが朝比奈隆のベートーヴェンの解釈を知るうえで、
欠かせない名盤です。

僕自自身は、朝比奈さんの演奏がもっとも充実していたのは、
70年代後半と思っています。

朝比奈さん70歳前後の頃で、大阪フィルが楽団生命を掛けたヨーロッパ公演を
行った時期でもあります。

録音で聴くその当時のベートーヴェンの英雄、ブルックナーの7番は、
永遠の名演だとずっと思っています。

一方、新日本フィルとの全集は、朝比奈さん80才過ぎの録音。
穴だらけ、隙だらけ、ムラだらけの演奏ですが、そこに音楽の感動があるのは、
朝比奈さんの人間的な大きさだろうと思います。

じゃ、だめの全集じゃないの?と言われそうですが、そうではない!
僕のベートーヴェン全集の愛聴盤なのです。

貴方は欠点の全くない、ほとんどない人間と付き合いたい、好きになる、愛したいと
思いますか?

多くの欠点を上回る感動と感銘がこの全集にあります。

特に第九は、こんな遅くていいの!?と思うくらい。
普通70分前後の演奏時間の曲に79分も掛けています。

でも凄い演奏。何度も聴きたくなります。
僕の大好きな第九の演奏です。




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2016年01月01日

クラシックの名盤 謹賀新年

20151231東京文化会館チケット.jpg
新年あけましておめでとうございます。

今年は楽しい記事をたくさん書いていきます。

よろしくおねがいします。

※画像は昨日の大みそか、
東京文化会館で開催された
ベートーヴェンの交響曲全曲演奏のチケットです。
感動的なコンサートでした。詳しくは次回にて(*^^*)





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