『 NO MUSIC, NO LIFE. 』 タワーレコードの公式通販

2020年04月30日

内田光子 モーツァルト ピアノ協奏曲第20番&27番は深い

こんにちは、
ともやんです。

内田光子さんは、日本を代表するピアニストです。
もう長くロンドンにお住まいで英国籍を取られています。

僕は、1度だけ内田光子さんをお見掛けしたことがあります。もう20数年前だと思いますが、今は無くなった六本木の青山ブックセンターで、お一人で本を探しておられました。

当時は40代くらいだったでしょうか、スレンダーな方だなと思いながら、お見かけしたことで感動しながら、そのしなやかな足取りを目で追うだけでした。

実演には接したことがないのが残念ですが、新型コロナウイルス禍が落ち着いたらぜひ実演を聴きたいと思っています。

<h2>内田光子 モーツァルト ピアノ協奏曲第20番&27番</h2>

さて、CDでは、モーツァルトのピアノソナタや協奏曲をよく聴きますが、テイトとの協演盤は、いまひとつと感じていました。

そんな折、4年前の演奏のCDを手に入れました。
クリーヴランド管弦楽団との弾き振りで、しかも収録曲がモーツァルトのピアノ協奏曲第20番と27番。

僕のもっとも愛する曲です。

演奏は、情感豊かなものでオケの多彩にして慎ましやかな響きと相まって堪能しました。

内田光子の演奏は深いです。超おすすめのCDです。

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト - Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K. 466
Piano Concerto No. 20 in D Minor, K. 466

1.(15:18) I. Allegro
2.(09:35) II. Romance
3.(08:31) III. Rondo: Allegro assai
total(33:24)

=======================

ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K. 595
Piano Concerto No. 27 in B-Flat Major, Op. 17, K. 595

4.(15:08) I. Allegro
5.(07:32) II. Larghetto
6.(09:38) III. Allegro
total(32:18)

内田光子 - Mitsuko Uchida (ピアノ)
クリーヴランド管弦楽団 - Cleveland Orchestra
内田光子 - Mitsuko Uchida (指揮)





-----------------


おすすめサイト


posted by ともやん at 12:21| Comment(0) | クラシック名盤 この一枚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月24日

トスカニーニ ベートーヴェン交響曲全集

こんにちは、
ともやんです。

ベートーヴェンの交響曲全集というとそれこそたくさんの録音が残されています。
それこそ、世界的な有名な指揮者から、知名度は低いけど地元では著名な指揮者まで、その録音の数は、多分何百とあると思います。

確かジャーナリストの木村太郎さんもクラシック音楽がお好きということで、
特にベートーヴェンの交響曲全集は、見つけるとすぐ買ってしまうとどこかのインタビューに応えられていました。

まるで自分のことのように思ったし、そういう人は多いのではなんても思いました。
さて、少し古い資料ですが、1998年に音楽之友社から出た、『クラシック名盤大全 交響曲篇』で、

トスカニーニのベートーヴェンの交響曲全種について次のように書かれていました。

“ベートーヴェンの交響曲全集は、歴史的名演といわれる名盤には事欠くことはないが、私たちに作品の演奏解釈のもっとも規範となり得る指標を示してくれる演奏は、このトスカニーニの録音であるといい切ってよいだろう。”

続いて
“本質的な次元においてスコアに内在する可能性と作曲者の意図を最高に純粋な状態で描出する結果を生んでおり、私たちは、この演奏によってこの9曲のイデアを確かに感じ取ることが出来るのである”
と書かれています。

うーん、わかったような、わからなかったような。
でも凄い演奏の録音であることは確かです。


posted by ともやん at 14:24| Comment(0) | クラシック名盤 この一枚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月15日

ベートーヴェン ピアノ協奏曲 グレングールドの名演をLPで

こんにちは、
ともやんです。

グレン・グールドは、1957年から66年に掛けて三人の指揮者と3つのオーケストラとの共演で、ベートーヴェンのピアノ協奏曲5曲を録音しています。

そしてこの5曲が、それぞれ1枚のLPレコードに収録するという贅沢なカッティングで、来月4月17日に発売されます。

現在タワーレコードでは、予約を受け付けています。

グレン・グールドは、1932年生まれなので、健在なら今年88歳。
長寿の多いピアニストなら、現役でもおかしくありませんが、残念がら82年に50歳で亡くなってしまいました。

僕の父親と同世代なので、訃報を聞いた時は驚いたものです。

さて、今回発売されるに当たって、第1と2番をCDで聴きました。

まず気づくのが58年に録音された第1番の音質の素晴らしさ。
この2曲が録音されたのが、ステレオ録音黎明期だと考えれば驚異的な音質です。

残念ながら57年の第2番はモノラルですが、この1年での録音技術の進歩を見るようです。

グールドのソロは、彼の持ち味のコロコロ転がるような心地よいもので、何と言ってもカデンツァが聴きもの。得意のバッハと現代音楽がミックスされて、そしてベートーヴェン的な豊かなに響かせていて絶品です。

また第1番の指揮者、ウラディミール・ゴルシュマン(1893-1972)は初めて聴きましたが、この人もなかなかの音楽家です。フランスのパリ生まれのロシア系ユダヤ人で、戦前にアメリカに渡り、セントルイス交響楽団の首席指揮者を長く務めました。

インターネットで見ると、多分奥さんと思われる女性と写っている画像が載せられていますが、なかなか粋な雰囲気を持った好男子です。世代的にはカール・ベームと同世代の人です。


ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン - Ludwig van Beethoven (1770-1827)
ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op. 15
Piano Concerto No. 1 in C Major, Op. 15

1.(12:50) I. Allegro con brio (cadenza by G. Gould)
2.(12:10) II. Largo
3.(09:04) III. Rondo: Allegro (cadenza by G. Gould)
total(34:04)

グレン・グールド - Glenn Gould (ピアノ)
コロンビア交響楽団 - Columbia Symphony Orchestra
ヴラディーミル・ゴルシュマン - Vladimir Golschmann (指揮)
録音: 1958

=========================


ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op. 19
Piano Concerto No. 2 in B-Flat Major, Op. 19

4.(12:59) I. Allegro con brio
5.(09:20) II. Adagio
6.(05:33) III. Rondo: Allegro molto
total(27:52)

グレン・グールド - Glenn Gould (ピアノ)
コロンビア交響楽団 - Columbia Symphony Orchestra
レナード・バーンスタイン - Leonard Bernstein (指揮)
録音: 1957



posted by ともやん at 07:02| Comment(0) | クラシック名盤 この一枚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月17日

クレンペラーの名盤 60年ウィーン芸術週間のベートーヴェン・ツィクルス

こんにちは、
ともやんです。

まさに聳え立つ巨峰!

クレンペラー+フィルハーモニア管による、1960年ウィーン楽友協会に於けるベートーヴェン・ツィクルス。

有名なライヴ録音です。

厳しいリズム感、木管に対しての自由な飛翔は、聴いていて姿勢を正したくなるほどです。
短期間で一気に演奏されたこのツィクルスは、巨匠も余程体調が良かったのか、怒鳴り声も至る所ではっきり聴かれます。
ウィーン芸術週間の聴衆も納得の名演として語り継がれている超名演です。


クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団のベートーヴェン交響曲はツィクルスは、
1960年5月29日を皮切りに、5月31日、6月2日、6月4日、6月7日に行われました。

初日を飾ったのは、第2番、第3番“英雄”でした。

クレンペラー&フィルハーモニア管 ベートーヴェン交響曲第2番
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン - Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第2番 ニ長調 Op. 36
Symphony No. 2 in D Major, Op. 36

I.(13:24) Adagio molto - Allegro molto
II.(11:55) Larghetto
III.(03:48) Scherzo
IV.(07:09) Allegro molto
total(36:16)

フィルハーモニア管弦楽団-Philharmonia Orchestra
オットー・クレンペラー - Otto Klemperer (指揮)
録音: 29 May 1960, Vienna, Austria

第2番は、75才のクレンペラーが、若々しいフレッシュな演奏を展開しているのに心が打たれます。
颯爽としたテンポで生き生きとして躍動感溢れる演奏は、演奏者を伏せて聴くとクレンペラーとは思えないくらいです。

クレンペラー&フィルハーモニア管 ベートーヴェン交響曲第3番“英雄”
交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 Op. 55
Symphony No. 3 in E-Flat Major, Op. 55, "Eroica"

I.(15:46) Allegro con brio
II.(14:50) Marcia funebre: Adagio assai
III.(06:15) Scherzo: Allegro vivace
IV.(12:37) Finale: Allegro molto
total(49:28)

フィルハーモニア管弦楽団-Philharmonia Orchestra

オットー・クレンペラー - Otto Klemperer (指揮)

録音: 29 May 1960, Vienna, Austria





第3番英雄は前年のスタジオ録音では、内省的な印象を受けた英雄も少し速めテンポで、活気あふれる雄渾な演奏を展開しています。
出だしは比較的素っ気ないですが、少しずつテンションが上がって行って徐々に入魂の演奏になっていきます。
何と言っても内声部の活発な動きもよく捉えられていて聴いていて本当に引き込まれますよ。

クレンペラーファン必聴の名演・名盤です。

クレンペラー ベートーヴェン交響曲全集 1960年ウィーン芸術週間

ウィーン芸術週間出演のため、手兵フィルハーモニア管弦楽団を率いてウィーンを訪れたクレンペラーは、体調も絶好調だったようで、ベートーヴェンの連続演奏会を大成功に導きました。

初日の5月29日には、得意の『英雄』と第2番ほかを演奏。

この日は同じ楽友協会大ホールで、昼間にはブルーノ・ワルター指揮ウィーン・フィルにより、マーラーの4番と『未完成』が演奏されたという記念すべき日で、情緒豊かなワルターの演奏会に対して、

クレンペラーの演奏会は、聳え立つようなスケールと力強さで迫る『英雄』など対照的なものだったそうです。

また、この演奏会を当時、会場で聴いていた作曲家で指揮者の外山雄三氏は、

「指揮はクレンペラーですばらしかった。フィルハーモニアというのも我々がレコードで聴くのと全く同じ音ですよ。非常に艶がある。ツヤツヤしている。あんな艶のあるオーケストラは聴いたことがない。それにアンサンブルが完璧です。クレンペラーは非常に偉大な人格だから、かれの人間でもって非常にすばらしい演奏になるのです」
(レコード芸術 昭和35年8月)

と激賞していました。

ただ残念なのは、1960年という時代にもかかわらず、モノラル録音です。
でもご紹介するSACDは、楽器のバランスも良くビビりもなく音質もクリアで、木管楽器の表情も良くとらえていると思います。

=============
好評連載中ブログ
クラシック名盤 感動サロンで検索を
=============
posted by ともやん at 12:52| Comment(0) | クラシック名盤 この一枚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月18日

クレンペラー&ウィーンフィル ベートーヴェン交響曲第5番 ’68年伝説の名演

こんにちは、

ともやんです。

吉田秀和著の「世界の指揮者」の中でもオットー・クレンペラーの項は、
クレンペラーへの畏敬と敬愛が入り混じって、なかなか出色の出来でした。

笑ったのが、吉田氏がクレンペラーのブルックナー4番のコンサートに行ってよくわかんないやと眠ってしまったそうです。

でもはっと気が付いて起きたら、まだ同じ楽章が続いていたとか、指揮棒を持たないで、左手を像の耳みたいにひらひらさせていたとか、結構笑わせてくれました。

その中で1968年、クレンペラーがウィーンフィルを振って演奏した「運命」がヨーロッパで大センセーションを起こしたという件がありました。

その演奏がご紹介するCDです。
ベートーヴェンいやクラシック音楽ファンは、この演奏を聴かないでは死ねないでしょう。

【CD】 クレンペラー&amp;ウィーン・フィル〜1968年ウィーン芸術週間ライヴ 

よくぞこの録音が残っていたかと思うと録音に関係した方々への感謝に堪えません。
まさに人類の宝、20世紀のクラッシク音楽録音の世界遺産です。

演奏時間も普通なら35分前後掛かるところを、約40分掛けて、堅固な全体像を保ちながら、
微細なニュアンスも疎かにしないで、本当に隅々まで神経と血を通わせています。

しかし、かといって息苦しくはなく、全てのしがらみから解き放たれたような解放感と、身体の奥から沸き起こるような充実感と高揚感を感じさせる演奏です。

クレンペラーは、この時すでに82才の高齢。
2年後には引退し、4年後には永眠しました。
最後の生命の炎を燃焼させたのでしょうか?

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン - Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第5番 ハ短調 「運命」 Op. 67
Symphony No. 5 in C Minor, Op. 67

1.(08:58) I. Allegro con brio
2.(11:31) II. Andante con moto
3.(06:26) III. Allegro
4.(12:30) IV. Allegro - Presto
total(39:25)

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 - Vienna Philharmonic Orchestra
オットー・クレンペラー - Otto Klemperer (指揮)
録音:1968年5月26日 Live



posted by ともやん at 20:32| Comment(0) | クラシック名盤 この一枚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月18日

ヨッフム 晩年の名盤 モーツァルト交響曲第39番,40番&第41番

こんにちは。
ともやんです。

オイゲン・ヨッフム晩年のモーツァルトが素晴らしいです。

オイゲン・ヨッフム(1902-1987)は、ドイツの名指揮者で年代的にはベームとカラヤンの中間。

ハンス・シュミット=イッセルシュテットと同世代です。

ヨッフムというと紳士的で温厚な印象があり、また人間味があるイメージです。

僕がもし音楽家なら、ヨッフムかシュミット=イッセルシュテットの下で演奏したいと思います。

しかしそんな温厚なイメージとは違い、ナチスの圧力の下では、反骨魂が報告されています。

当時ヨッフムは、ハンブルク・フィルの首席指揮者でハンブルク国立歌劇場の音楽総監督に就任していました。

ナチスから上演を禁止されていたヒンデミット、バルトーク、ストラヴィンスキーなどの曲を敢然と取り上げて上演するなど、反骨精神の持ち主でした。

また戦後は、バイエルン放送交響楽団の設立と育成に尽力し、世界一級のオーケストラに育て上げました。

ヨッフム晩年のバンベルグ交響楽団とのモーツァルトは、ヨッフムの人柄がよく表れた名演です。誠実で格調高く、人間的な温もりに溢れています。

ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)
交響曲第39番 変ホ長調 K.543
交響曲第40番 ト短調 K.550
交響曲第41番 ハ長調 K.551

オイゲン・ヨッフム指揮
バンベルグ交響楽団
1982年3月、11月録音



巨匠ヨッフムによるモーツァルト
オイゲン・ヨッフム(1902-1987)といえば、ステレオ期に入り、バイエルン放送響&ベルリン・フィル、さらにはシュターツカペレ・ドレスデンと、2度の交響曲全集を完成させた実績などから、「ブルックナー指揮者」としてのイメージが強烈ですが、同時にまた、ハイドンやベートーヴェンそしてモーツァルトといった古典派作品でも独特の風格ある音楽づくりがいまなおファンの根強い支持を集めています。ヨッフムによるモーツァルトの交響曲録音は、コンセルトヘボウ管(RCO)の首席指揮者時代(1961-1964)にセッション録音した第35番、第36番、第38番、第41番をはじめ、比較的数も多く、なかでもRCOとの1986年の来日公演で、ブルックナーの第7交響曲とともに演奏された第33番はとりわけ印象深いものがありました。

posted by ともやん at 12:03| Comment(0) | クラシック名盤 この一枚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月14日

ブラームス 青春の響き セレナード第1番&第2番

こんにちは、
ともやんです。

ブラームス(1833-1897)
セレナーデ第1番 ニ長調 作品11

ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 - Leipzig Gewandhaus Orchestra
リッカルド・シャイー - Riccardo Chailly (指揮)

約30年以上前の独身時代、僕は新宿区の早稲田に住んでいて、ある日思い立って神田川を遡ることにしました。

神田川を遡ると上高田の辺で神田川の支流である妙正寺川に近づく場所があります。

そこで神田川を離れて妙正寺川に沿って走ると哲学堂公園に出ます。

当時、哲学堂近くに中古レコード屋がありました。
レコードマップにも紹介されているお店でクラシック中心に品揃えしていたようです。

せっかくなので僕はそのお店に寄ってみました。そうしたら50代〜60代の親父さんがいて、僕に勧めてくれたのがブラームスのセレナード第1番と第2番のLPでした。

この曲は、ブラームス25〜26才の時の作品で、雰囲気的には、同じニ長調の交響曲第2番に似ています。

親父さんがすすめてくれたのは、当時まだ東ドイツ中心に活動していたクルト・マズアとゲヴァントハウス菅のものでした。
あのレコード屋の親父さんがどうしてこのLPを勧めてくれたか、30年近く経ってようやく分かったように思います。

今日は、同じゲヴァントハウス管を振った、リッカルド・シャイ―の指揮による2014年の録音をご案内します。


ヨハネス・ブラームス - Johannes Brahms (1833-1897)
セレナード第1番 ニ長調 Op. 11
Serenade No. 1 in D Major, Op. 11

1.(11:31) I. Allegro molto
2.(06:31) II. Scherzo: Allegro non troppo
3.(09:56) III. Adagio non troppo
4.(03:43) IV. Menuetto I - Menuetto II - Menuetto I
5.(02:19) V. Scherzo: Allegro
6.(05:09) VI. Rondo: Allegro
total(39:09)

セレナード第2番 イ長調 Op. 16
Serenade No. 2 in A Major, Op. 16

7.(07:04) I. Allegro moderato
8.(02:33) II. Scherzo: Vivace
9.(06:28) III. Adagio non troppo
10.(04:37) IV. Quasi menuetto and Trio
11.(05:27) V. Rondo: Allegro
total(26:09)

ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 - Leipzig Gewandhaus Orchestra
リッカルド・シャイー - Riccardo Chailly (指揮)
録音: May 2014, Gewandhaus, Leipzig, Germany


ブラームス:セレナード第1番, 第2番(ゲヴァントハウス管/シャイー)

英グラモフォン・アワードを受賞したブラームス交響曲全集に次ぐ、指揮者リッカルド・シャイーのブラームス録音続編。交響曲作曲家としての才能を垣間見ることのできる第1番と、ヴァイオリンを排した室内楽的な響きの渋さが魅力の第2番という、2曲のセレナードを収録。1743年創立のゲヴァントハウス管弦楽団の伝統のある響きと、シャイーの明快な表現が作品の魅力をいっそう引き立てる。
posted by ともやん at 08:04| Comment(0) | クラシック名盤 この一枚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月09日

ティントナー ブルックナー交響曲全集より 第4番"ロマンティック"

こんにちは。
ともやんです。

伝説の指揮者ゲオルグ・ティントナーが世界から認識された名盤ブルックナー交響曲全集から第4番"ロマンティック"をご案内します。

https://amzn.to/2Iz1Wg4 <<<全集はこちら

ゲオルグ・ティントナーは、現在、僕が一番心惹かれる指揮者。
1917年ウィーンの生まれ、1999年10月に自殺。

悪性の腫瘍に侵されていて、それを苦にしたのか、
それとも意識が混濁するほど病魔が進行していたのか、、、

でも晩年に録音したブルックナーの交響曲全集により、
ティントナーの名前は永遠に残るでしょう。

世代的にいうとバーンスタイン、クーベリック、ジュリーニが同世代。
ショルティ、ザンデルリンクが5歳上で、ケーゲルが3歳下。

その人生は、若き日にナチスドイツに迫害され、最後にようやくたどり着いた境地は、ナクソスのブルックナー全集により人々の心の中だった。

アントン・ブルックナー - Anton Bruckner (1824-1896)
交響曲第4番 変ホ長調 「ロマンティック」 WAB 104 (1881年稿・ハース版)
Symphony No. 4 in E-Flat Major, WAB 104, "Romantic" (1881 version, ed. R. Haas)

ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団 - Royal Scottish National Orchestra
ゲオルク・ティントナー - Georg Tintner (指揮)
録音: 16, 17 October 1996, Henry Wood Hall, Glasgow, Scotland

1.(21:33)I. Bewegt, nicht zu schnell
2.(16:19)II. Andante quasi allegretto
3.(12:05)III. Scherzo: Bewegt
4.(23:10)IV. Finale: Bewegt, doch nicht zu schnell
total(73:07)


ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」(ハース版)(ティントナー)


ブルックナー:交響曲 全集[12CDs]

NAXOSが見出した真の天才指揮者ゲオルク・ティントナー(1917-1999)。彼は6歳からピアノを始め、ウィーン少年合唱団で活躍した後、ウィーン国立音楽アカデミーでピアノと作曲を学びました。しかし、ユダヤ人であったため国外に脱出。活躍の場を探す年月が続くことになります。ニュージーランドからオーストラリア、南アフリカ、イギリスを経て、もう一度戻ったオーストラリアでようやく生涯の伴侶を得ます。その後はカナダに落ち着き、後進の指導にあたりながら、大好きなブルックナーの演奏を続けてきたのでした。そんな彼がNAXOSの社長であるクラウス・ハイマンに出会ったのは1994年。74歳の時だったのです。すでに病魔に侵されていたティントナーですが、ハイマンは彼の演奏に非凡の才能を見出し、NAXOSにおけるブルックナー(1824-1896)全集の録音を託すことを決意したのでした。この録音にはいくつかの特筆すべき点があり、曲の解説はティントナー自身が執筆したこと、その中でも「使用した版へのこだわり」は広く知れ渡っているのではないでしょうか。1995年に始まった全曲録音は1998年9月に完了。これらの演奏は瞬く間に人気を博すとともに、NAXOSレーベルの名声も高めたものでした。2000年には来日公演も予定されていましたが、1999年10月2日、彼は自らの命を絶ってしまったのです。このBOXには、録音を始める前に彼が語った「ブルックナーへの思い」も収録。もう一度この愛すべき偉大な指揮者に賞賛を贈りたいと思います。


posted by ともやん at 10:21| Comment(0) | クラシック名盤 この一枚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月05日

アーベントロート ブラームス交響曲第1番はぶっ飛び

こんにちは。
ともやんです。

ヘルマン・アーベントロート(1883〜1956)ドイツの名指揮者で第二次大戦後は東ドイツに住んでいたため、存命中は日本ではあまり知られていなかったようです。

でも、ドイツ・シャルプラッテン・レーベルの数多くの録音が紹介されるようになってから人間味あふれる演奏が人気を博していました。

晩年は、ワイマール音楽院の院長を務め、同市の名誉市民でもありましたが、豪奢なクルマには乗らず、いつも愛用の自転車で町を走り回っていたそうで、子供から老人に至るまで人気を集めていました。

アーベントロートの名盤 ブラームス交響曲全集
ヨハネス・ブラームス - Johannes Brahms (1833-1897)

交響曲第1番 ハ短調 Op. 68
Symphony No. 1 in C Minor, Op. 68

1.(13:37)I. Un poco sostenuto - Allegro
2.(09:45)II. Andante sostenuto
3.(04:26)III. Un poco allegretto e grazioso
4.(15:13)IV. Adagio - Piu andante - Allegro non troppo ma con brio
total(43:01)

バイエルン国立管弦樂団 - Bayerisches Staatsorchester
ヘルマン・アーベントロート - Hermann Abendroth (指揮)
16/January/1956 Academy Concert Live Recording


ファン待望、アーベントロートのブラームス全集。当盤は第1番を爆演として名高いバイエルン国立管で収録しております。ウィーンフィルで言えば数少ない定期演奏会にあたるバイエルン国立歌劇場管に於けるアカデミー・コンサートライヴで、ミュンシュも驚く劇場的な名演で広く知られたもので、終楽章など聴いて元気が出ます、音質良好。第2番は極めて珍しい演奏で、ウルトラフォン原盤と見られ、SP復刻で音量の不統一なども修正されております。第3、第4番は元来が放送用のスタジオ録音であり、こちらも音質は極上。Berlin Classicsではエコーが異常に付加され妙なステレオ管がありましたが、当盤は完璧モノラルで、却って音が塊でぶつかって来るようです。


さて、アーベントロートの指揮でブラームス交響全集が出ています。

全集として録音したものではなく、52年〜亡くなる56年までのスタジオ録音、ライヴ録音を集めて全集です。
なかでも交響曲第1番が、特に終楽章がぶっ飛び演奏です。

感興の赴くまま、テンポを自在に動かして、一回限りの魂の演奏を繰り広げています。

観賞用としては録音状態もそこそこ良いので、60年の時を経て聴くアーベントロートの名演は、感銘深いものがあります。
posted by ともやん at 11:26| Comment(0) | クラシック名盤 この一枚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月03日

仲道郁代 ショパンのワルツ プレイエルとスタインウェイの弾き比べ

こんにちは。
ともやんです。

仲道郁代が、ショパンのワルツを19世紀のプレイエルと現代のスタインウェイで弾き比べたCDが興味深いです。

【SACDハイブリッド】 ショパン:ワルツ 仲道郁代
僕は日本人ピアニストの録音はあまり聴かないのですが、内田光子さんと仲道郁代さんだけは別です。

特に仲道さんはチャーミングな容姿もあってついつい聴いていしまいます。

仲道さんの録音ではモーツァルトの全集を愛聴しています。

さて、そんな仲道さんが面白い企画のCDを出されました。
また、そのCDジャケットにある仲道さんのメッセージにも、ショパンのワルツに対してのコメントがあり、

僕は仲道さんの芸術家としての態度にとても好感を持ちました。

要約しますと、仲道さんは、いままでショパンのワルツを一部の曲を除いて積極的に弾いてこなかった。

理由はショパンのワルツはどちらかというと、嗜好品的なイメージがあり、ショパンの芸術の中でワルツとは何なのか、マズルカやポロネーズとの違いは何なのか?

それが自分の中で解決できないと弾けないと、考えていたそうです。

その解決の糸口が見つかったのは、2007年のNHKのショパンの足跡を
たどる旅の番組で、プロデューサーの計らいで、1848年製のプレイエル・ピアノに触れたことがきっかけだったそうです。

1848年と言えばまさにショパンが生きていた時代のピアノ。

現代のピアノに比べ繊細な演奏が必要で、ショパンが記した細かくこだわって指示されたペダル記号。

それらを駆使して演奏すればワルツは、単なる華やかな曲ではなく、陰影に富んだ深い芸術的表現を伴う音楽になります。

当時のピアノを通して楽譜に向き合って発見したことが仲道さんにとってのワルツの道標になったそうです。

1848年製のプレイエルは、現代のスタインウェイに比べれば、響きは質素で、ミュート気味ですが、響かない分細かなニュアンスが活きていると思います。

ぜひ、聴き較べて170年前のパリに思いを馳せてみてはいかがでしょうか?

フレデリック・ショパン(1810-1849)
ワルツ(17曲)
DISC1 1848年製プレイエルによる演奏
DISC2 2013年製スタインウェイによる演奏

仲道郁代(ピアノ)


【SACDハイブリッド】 ショパン:ワルツ 仲道郁代
現代日本を代表するピアニスト、仲道郁代による2年ぶりの録音はショパンのワルツ集。生前に出版された作品を中心とする有名曲に、没後に出版された曲を追加して収録。ショパンのワルツの本質を、華麗な曲調の陰に隠された"作曲者自らの魂の告白"と考える仲道は、陰影の深さに共感を示したこれまでとは一味違うショパンのワルツ像を描き上げている。これらの曲をDISC1では1842年製プレイエル、DISC2では現代のスタインウェイを用いて演奏したCD2枚組。タワーレコード

=========

クラシック大好きおやじが運営しているブログです。
ぜひアクセスしてみてください。

=========
posted by ともやん at 10:54| Comment(0) | クラシック名盤 この一枚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする