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2019年08月30日

オットー・クレンペラー ベートーヴェン第九のライブ

こんにちは、

ともやんです。

本日は、往年の大指揮者オットー・クレンペラーが遺したベートーヴェンの録音をご案内します。

僕は、もう40年以上前の高校生の時に、オットー・クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団の演奏で、LP2枚組のシューマンの交響曲全集を買いました。

それがクレンペラーとの初めての出会いでした。何度も繰り返し聴いたLPでした。

お陰で、シューマンの交響曲は大好きになりました。

一方、このクレンペラーという大指揮者に対しては、何かよくわからない音楽以上のものを感じさせるものがありました。


さて、最近面白い本を手に入れました。

植村攻著『巨匠たちの音、巨匠たちの姿』副題が、1950年代・欧米コンサート風景と題された本です。

作者の植村氏は、音楽関係の仕事をしていた人ではなく、銀行員でした。


1950年に東京大学を卒業後、旧富士銀行に入行、その後、1955年から59年の4年間、ロンドン支店に勤務され、同行の専務取締役にまでなられた方です。

ロンドン支店勤務時代には、ロンドンで開催されたコンサートはもちろん、ザルツブルク音楽祭やバイロイト音楽祭にも通って、4年間の駐在生活で、オペラやコンサートを聴きまくった経験をまとめられた本です。

行間から植村氏の音楽に対する愛が溢れ出てくるような本です。

その中で、特に印象深かったという指揮者として、クレンペラーとクナッパツブッシュについて十数ページのスペースを割かれて書かれているのが印象的でした。

この本、Amazonで手に入ります。

植村氏は、1957年11月12日にクレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団の第九のコンサートを聴いています。

その時の演奏は、最高に素晴らしい演奏だったようで、植村氏の文章から興奮が伝わってきます。

このコンサートは、クレンペラーとフィルハーモニア管弦楽団が2ヶ月間に渡って行ってきたベートーヴェン・ツィクルスの打ち上げ的なコンサートでした。

しかも創設されたフィルハーモニア合唱団のデビューコンサートでもありました。

植村氏の文章から一部引用してみます。

“聴衆は、「圧倒的」ともいうべき音の深淵に投げ込まれたまま、身も心も彼岸のかなたに連れ去られたような感じになって、最後の音が消えた後も一瞬呆然として我を忘れていた。しかしすぐに、目が覚めたようにもの凄い拍手と歓声が湧き上がり、その嵐の中を、クレンペラーは四人のソロイストたちの後について何度も指揮台に戻って来た。”


このメルマガを書くに当たり、改めて、このコンサートと前後して同じメンバーで録音された第九のCDを聴きました。

仰ぎ見る名演です。


僕が生まれた年の録音ですが、ステレオ録音残されたているが嬉しいです。

Beethoven: The Orchestral Recording / Symphonies & Overtures


クレンペラーがフィルハーモニア管とEMIに残したベートーヴェンの録音がまとめて聴くことが出来ます。

傾聴すべき全集だと思います。


しかも、なんと!当時のライブ録音盤が出ています。



しかも現役のCDで手に入ります!
posted by ともやん at 16:49| Comment(0) | クラシック名盤 この一枚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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